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刀剣徳川 Tokugawa Art
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S63765(W3221)
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おそらく造り脇指 銘 竜義作 平成五年夏
現代刀 (平成五年/1993)静岡県
刃長 32.6cm 帽子長 22.1cm 反り 0.6cm 元幅 32.2mm 横手幅 31.5mm 元重 7.0mm
剣形:おそらく造り、庵棟。寸延びて、身幅広く鎬高く棟に向かい鎬地を削ぐ。元先の幅差さまでつかずに先重ねも厚くついた豪壮な体躯。はばきを含む刀身重量は423㌘あり、手持ち重厚。(
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鍛肌:板目肌練れて太い地景入り、地沸ついて鉄色冴える強靭な鍛肌。
刃紋:沸出来の湾れに複式の大互の目を連ねて、横手上は処々跳び焼き交える大乱れ刃。刃縁の谷には沸が凝り、沸厚くついてここに稲妻や金線かかり、砂流し頻りと流れて刃縁明るく冴える。刃中は匂い深く充満し、互の目の沸足が明るい閃光を放ち刃先に向かって放射している。
帽子:乱れ込んで強く掃きかけて小丸に返り深く焼き下げる。
中心:生ぶ。茎は刃側をやや舟底風におろして刃上がり栗尻に結ぶ。鑢目は大筋違に化粧鑢、棟小肉つきここにも大筋違に化粧の鑢目がある。茎孔壱個。佩表の目釘孔下方鎬筋上に大振りの三字銘『竜義作』、裏には『平成五年夏』の制作年紀が刻されている。
竜義刀匠は本名を『榎本栄一郎』、昭和二十六年十月三十一日、静岡県三島市大宮町三丁目15-21、名匠『月山貞勝』に学んだ無鑑査刀工『湧水心貞吉』の長子として生まれた。次弟の『榎本貞人』、本名『榎本栄七朗』とともに近代を代表する刀鍛治である。
同工『榎本栄一郎』氏は佐藤寒山博士により初銘『貞義』を命名したが、父『貞吉』と同音の為に、結婚を機に『竜義』に改めた。
父『貞吉』に師事して技を修め、昭和五十年新作刀展覧会に出品以降、躍動する地景や金筋、光彩を放つ強い沸の美に魅せられて相州伝の優品を念頭に鎚を振るい、数々の入選・受賞を果たした優工。
この脇指は鋒が殊の外大きく延びた豪壮な姿、所謂『おそらく造り』の体躯。相州伝の深淵に迫らんとする源清麿写しの力作。地鉄は板目肌に、脈々と太い地景が入り鉄色明るく冴え、複式の互の目を連ねて沸が厚く刃縁について、刃先に太く放射する沸足を遮るように金線、砂流しが幾重にもかかる。横手上はさらに強く・明るく沸づいて、処々跳び焼きかかり、刃中も沸付いてすこぶる冴えて明るい。帽子の焼刃は強く掃きかけて小丸に返る。
栗尻に結ぶ茎は制作時の白銀色に輝き、精細な化粧鑢には『竜義作』の三字銘、および『平成五年夏』の同氏、四十一歳の制作年紀が刻されている。
横手筋が刀の中心ぐらいまで下がり、鋒/切先が大きく鋭くなる『おそらく造り』の造込みは、武田信玄が所持した駿州島田助宗の7寸7分(23.3cm)の短刀には刀身に『おそらく』の文字が陰刻されていることから呼称されている。”おそろしい”もしくは”おそらく”他に類をみない、等の意があると推量できよう。
銀地一重はばき、白鞘入
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